[超解]チャートシリーズ MTF Stochastic

ストキャスティクスは近く(%Kパラメータ本数の範囲)の最高値・最安値を目安にして作られているインジケーターです。MACDが現在の値動きを基にしたMAで構成されているインジケーターであることを考えると少し趣が違ってきます。

こちらのツールでは一つのウィンドウに3つの時間足のストキャスティクスを一括表示できます。
また、右隅のボタンを押すことによって、各時間足毎に表示・非表示を選択できます。

必要のない時間足のラインを消すことによって、より冷静に大局に立った分析が可能となります。
[超解]チャートシリーズの“Chart Stoch”と併行してご使用、チャート分析していただくことによって、より一層ストキャスティクスの指し示すプライスアクションの姿が鮮明に見てくるはずです。
先ほども申し上げたようにストキャスティクスは直近の値動きだけで構成されているわけではありません。ストキャスティクスの見方は、80%や20%ラインの近くでデッドクロスやゴールデンクロスをシグナルとするという方法が一般的ですが、この百分率のもとになる100%ラインが最高値、0%ラインが最安値のことになります。
皆さん、最高値、最安値を見つけたらどうしますか?
もちろん、水平線、いわゆるラインを引きますよね。
(やってない方はぜひやってくださいね。ライントレードは有無を言わさずテクニカルトレードの基本中の基本です。)
つまり、どういうことか?
ある意味、ラインを中心に作られているストキャスティクスは実にライントレードと相性に良いインジケーターなんです、実は。
実は、この80%・20%ラインというのが曲者です。そちらの曲者ぶりはぜひライトハウストレードのオリジナルツール”Chart Stoch.”を以下でご参照ください。
それでは、こちらが”MTF Stochastic”と”Chart Stoch.”を合わせてみたチャートです。

ポンド円 マルチタイムフレーム1時間足のストキャスティクスにご注目ください。
(MQLの仕様上、”Chart Stoch.”のシグナルラインに若干の誤差が出ておりますが環境認識用としては十分に使えます。)
更にラインをザクっと引いてみましょう。

実際のストキャスティクスとチャート上のストキャスティクス、最高値最安値、色んな関係が見えてくると思います。
ご興味ある方はぜひ一度お試しください。
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