LHT_SessionVolaLiner
みなさん、ライントレードはご存じですか?
恐らく、一週間もトレードをしていたら一度は耳にしたことのある言葉だと思います。
もし、今回が初めて!だという方がいたらラッキーです。
ライントレードを始めるにあたってとても有効なツールのご紹介です。
ちなみに私の言うところのライントレードはいわゆる水平線トレードです。
トレンドラインにとるトレードはどうしても人によって引き方が違うので経験が必要になってきます。
初めからトレンドライントレードでうまくいってしまった場合、それはたまたまである可能性が非常に高いのですが、その経験を過信すると大やけどしてしまうので気を付けてくださいね。
それでは、ライントレードについて…
どこで引いたラインが生きてくるのか?
感情の赴くままに、希望的観測で水平線を引いていませんか?
そもそもなぜラインを引くんでしょうか?
そこで大勢の人間が売り買いを意識しそうだから、と予想できるからです。
ここまでは上がりそうだな、ここで損切だなと意識してチャートを観察している人が多そうなラインを見つけることが肝要です。
ビギナーによくありがちなのが…
ここまでは待って抜けたら損切!というポイントを見つけてエントリー。
抜けちまった、チクショー損切だ!で損切ると反転。
このパターン、本当にあるあるです。たとえ、この状態となっても決して乱射エントリーしないでくださいね。忘れてほしくないのは、同じ目に合っているのはあなただけではないということ。
ダマしには大概の人が引っかかっているんです。決して、自分だけがへたくそだと思ってやけくそエントリーはしないように!
これは本当に「まず生き残る」ための勉強代なのでどんどん経験していきましょう。
実は上の状態で今後、活きてくるのは損切ったことなんです。
損切後に上がったこと悔しがるのではなく、自分のシナリオに沿って損切ったことに自信を持ってください。
特に初心者ならば絶対に!
耐えに耐えて耐えまくって、やっとプラ転決済を覚えている時間があったら損切の仕方を覚えて次のエントリーに備えておくことの方が相当に大切なことです。
そして、実はこの上の状態、よく考えると水平線が効きそうなところの予想はあたっていたんですよね。
そのラインを超えたら損切!のラインが抜けきらず戻ってきた、ということですから。
エントリーのポイントを間違ってしまっただけで、チャートの見立ては正しかったのです。
損切ポイントを押し戻しに置いてしまうことは本当によくあります。
何故でしょうか?
負けることの恐怖心がMAXに達するのは集団心理的に似たようなところなのです。大多数が恐怖心を感じると、相場から逃げるために反対売買の決済を行います。だから、反転するのです。
チャートは大多数の感情の反映です。そのことを常に意識しておきましょう。
チャートをよく見て何度も反転しているところや勢い良く抜けて帰ってきたポイントなどを結んだライン上では過去に興奮と絶望が入り混じった経緯の軌跡が描かれているのです。
そして、多くの人間がプラマイゼロにするため、利確するため、損切するために待ち構えているのです。
だから、簡単に抜けたりすることが少ない反面、抜けると勢いよく抜けたりするんですね。
(ちなみにそれらのポイントには指値、逆指値が置かれているので案外、閑散時間帯では当たり前のようにレンジになったりしていることが多いのです。)
もっとも、重要かつシンプルなライントレードを極めることがトレード上達への一番の近道だと思います。
結局、それさえわかればチャートパターンの知識や分析は後からでもついてくるはずです。
今回は、ライントレードにちなんだハイローラインを自動で結ぶインジケーターのご紹介です。
しばらく完全フリーで配布しますのでお早めにどうぞ。
一日を東京、欧州、ニューヨークと3セッションに分けたうえで、それぞれ5日間の高安値を表示させています。もちろん、効くラインとそうでもないラインがありますが、使い方・考え方次第で皆さんのトレードに大いに役立つと思います。以下、リンクからダウンロードしてください。

↑黄文字・赤文字・紫文字でどのセッションの何日前の高安値で、その日の値幅がいくらであったかが分かるようになっています。一度、MT4に入れて試してみてください。
例えば、一日が過ぎた後、チャートチェックをしてみてください。
ラインはこうして引いたらよかったのか!と実感できると思います。
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